日本株は残念ながら天井なのでは?2018年のチャートが2006年に似てきたよ
こんなニュースを見ました。
海外勢と証券会社が売っているものを、個人が買って下支えしているもようです。
どうしてこんなところで買うのか?と思ってしまいますが、
やっぱり「値が戻ると予想、または期待している」からなんでしょう。
5年も上がってきただけあって、個人もある程度の利益が出ていて、懐に余裕があるのも買う理由だと思います。
損が出ている銘柄はそのままにして、余った資金で下げたところを買っている、というのが実際のところじゃないでしょうか。
今まではそれでやってこられたので、今回も、という感じです。
でも相場というのは、期待したことと逆のことが起こるのが普通で、期待通りのことが起こるなんてほとんどありません。だから難しいのです。
自分は下げ相場ばかり見てきたので、やや穿った見方になっているかもしれません。
でも2017年、18年のチャートを、2005年、2006年のチャートと比べると似ている気がします。2006年は高値から3000円下げた後、半年かけてもとの高値に戻っていきました。
その後2007年にかけて高値を維持、この間個人は相当仕込んだと思います。
結果はというと、みなさんご存知のとおりです。
ただ、結果論ですけど、アベのおかげで、10年ガチホで完全復活できたことも事実です。現物の強みですね。だからそれでもいいって人(多少の含み損はOK)がここで買うなら問題はないと思います・・・。
さぁ、今回はどうでしょうか。前回高値まで戻れるでしょうか。もし個人投資家が、前回高値を10%も抜けたところまで期待しているなら、無謀じゃないでしょうか。
まぁ、前回の天井(2007年)を参考にするなら、あと1年以上猶予がありますから、トントンで逃げられるところは何度もあるでしょうね。そこで逃げられるかどうか。
逃げてその資金でFXに参入できるかどうか。スワップ狙いで。
FX 高金利通貨 スワップ投資 1052日目 日額スワップ7416円 口座状況
現在のポジションはランド11枚、リラ50枚、ペソ8枚、すべてくりっく365です。
口座はこんな状況です。1000日続けてもこれぐらいです。
レバレッジ10倍規制におびえて買い増しペースが鈍っています。
くりっく365だけは見逃してくれるような話もネット上ではちらほらと。
決定:店頭FXは10倍規制で、365は25倍のまま!
うーん、通るのか?そんなの。不公平すぎる。
でももしそうなら嬉しい。ルールが変わってもポジションをいじらなくていいなんて最高の状態です。
これを機に、みなさん365へ移動すればいいですよ。365はいつでも、スプレッドをガバガバに広げてお待ちしてます。
もちろん、繊細なトレードは無理です。ドル円のスプレッドが3銭とかあるんで。
バカバカしくてスワップ運用以外やらなくなるかもしれません。おのおの好きな高金利通貨を選んで、ロング一択です。
そうして始めて、リラ円が歴史的な上昇を開始する・・・
忘れられたスワップ投資ブームの再来・・・
相場の天井で判断を間違えずに売りぬけ・・・
仮想通貨とか株を見ていると、金利ブームももう一度くると考えた方が自然ですけどね。
いつくるのか、が問題なんだよな・・・
トルコ・メキシコ・南アフリカの電力生産を比べてみた
電力供給はある程度まで経済成長と比例します。日本で言えば1990年代まで、右肩上がりの成長を続けて産業が成熟してくるまで、安定した電力供給が必要不可欠と言われています。
ここではスワップ運用で使っているトルコ、メキシコ、南アフリカの電力生産を他国と比べて、その国の現在の立ち位置、成長の度合いを見てみたいと思います。
ではまずは主な国の電力生産を書き出します。数字は2017年11月のものです。
- トルコ 24025
- 南アフリカ 21786
- メキシコ 21690
- サウジアラビア 271756
- 中国 519630
- 日本 82230
- アメリカ 334152
- ロシア 93983
- フィリピン 90798
- ベトナム 175745
- カンボジア 4489
- ドイツ 33230
(ceicdata.comより 単位:GWh(ギガワット時))
まず気づくのが、スワポ3国がほぼ同じ数字です。産業力もほぼ同じと思っていいんでしょうか。似たような政策金利だし、国の姿も似ているところが多いのでしょう。
サウジアラビアはやっぱり中東では大国なんですね。
フィリピン・ベトナムは中国の影響が強いのでしょうか。非効率な電力で成長していっているようです。
ドイツは素敵です。産業技術の進歩で消費電力が下がっています。
経済番組で言っていましたが、南アフリカは電力供給が不安定で、成長の足かせになっているそうです。トルコ・メキシコも同じような問題を抱えていると思います。インフラ整備には多額の資金がかかるので、成長の機会を取りこぼさないために国がどこまで関与できるか、国主導で資金を振り分けることができるかが大事です。
それには安定した政治体制がかかせないわけで、内輪もめしてる場合じゃないってことですね。
以前書いたことですが、今のトルコって1965年ぐらいの日本に近いんじゃないかと思っています。期待を込めて。
で、気になって1965年の日本の電力生産量も調べてみたところ、1965年から2015年までに電力消費は5.5倍になったという記述がありました。
なのでざっくりですが、上の日本の数字82230を5.5で割ると、14950。スワポ3国を下回っています。1966年にはニューヨークでも大規模停電があったそうなので、不安定さは似たようなものかもしれません。
高金利通貨複利運用1050日目 ロシア、イランとの電話会談の内容は?
とうとう始まりました。アサド政権との衝突は時間の問題と見られています。
でもこれは先の見えない内戦ではなく、トルコという国の統率のとれた意思表示です。
大統領がこれに先がけて、ロシア、イランと電話会談を行って、シリア情勢について話し合っています。これはつまり、局地的な戦闘の了解を得ることが目的で、前々から十分に話し合っていたとすれば、その確認程度のものだったんじゃないでしょうか。
シリア北部でクルド人を追い出す、または武装解除させるため局地的な戦闘は起こるだろうが、決してシリア全土への侵略を意図するものではないから、静観していて欲しい。
これがエルドアンの外交的な目標だったと思います。
1度はアメリカと協調してテロ組織との戦いを進めようとしたトルコではありますが、アメリカがテロ組織に武器を供与していた証拠をつかんだらしく、その二枚舌にうんざりしたようです。
まぁ、どこの国でも、どの民族でも、小さな商売にすら二枚舌は見られますが、さすがにアメリカは信頼するに値しないと判断されたようです。
でも、ロシアだって余裕で裏切りますから。
ロシア、イランはどうだったんでしょうか。反米、反ヨーロッパで一致したのかも知れませんが、エルドアンを信じるのかどうかはまた別の話です。
シリアでの戦闘を静観するのか、またはアサド政権に後詰めを頼まれ、しぶしぶ顔を出すような展開があるのか。注目です。
ロシアにすれば、トルコがヨーロッパから離れるのは歓迎のはずですから、突然裏切るようなことはないと思いますが。
トルコも一時はEU加盟の話も出ていましたが、今となっては見る影もありませんね。
トルコリラはなぜ上がらないのか
今の相場を把握しようと思ってよく見るのが、USD/TRYの日足チャートです。
正確な予測ができるはずはありませんが、潮目の変化を感じ取れる可能性はあります。
(引用:investing.com)
今年の初めぐらいからですか、3.74から3.80の狭いレンジになっています。ドルが下落を続けていることを考えれば、ドルリラは下がっていないなぁと思います。
理由としては、ドル金利が上昇して金利差が縮まったこと、それからシリア関連で米国と足並みが合わず、地政学リスクが意識されていることが考えられます。
金利差に関しては、為替の本にもよく書かれているかと思います。為替は最終的には金利差によって決定される。でもその過程では、ここ数年も米利上げ前にドル高が進んだように、ランダムに動くのが実状です。
次に地政学リスクです。観光客は戻りつつあるようですが、テロの不安は拭えません。詳しいことはネットの真偽不明の情報でしかわかりません。
素人考えではありますが、アメリカとロシアは手を引かないと話が余計ややこしくなると思います。出て行って上手く解決したことなんてありませんから。
どちらかと言えばロシアは領土に近いですから、出て行かざるを得ない気もしますが、アメリカかロシアかと言われれば、日本人の感覚で信用できるのはアメリカですから、出て行ってロシアの侵食を止めて欲しい、とも思います。
1番いいのはアメリカが出て行ってトルコと協調しながら対処することですが、ドアンが・・・固い信念を持っていてほぼ譲歩しないって顔してますからね。
なので、現在は、地政学リスクのほうがドルリラに与える影響が大きいと考えています。シリア問題がはっきりと解決に向かうような何かがあれば、レンジを下抜けるかもしれません。
現在のトルコ円の下落については、ドルリラが横ばいにも関わらず、トルコ円が下限まで下げているということは、日銀人事に絡んでドル円が下げたせいだとわかります。
ドル円105円は長期的にもちょうど真ん中ですね。これから株が下がっていくことを想定すると、ドル円ももう少し下を覚悟したほうがいいかもしれませんね。
トルコの預金総額を他国と比べてみた
CEICdata.comによれば、2017/11のトルコの預金総額は4410億ドルとなり、2014年以来の過去最高の水準にあるそうです。
日本円が安全資産として強い通貨になっている理由のひとつに、この個人の預金、または金融資産が多いことが挙げられます。今は最弱をほこるトルコリラも、国が成長していくことで円の後を追う可能性も低くはないでしょう。
日本の預金が1000兆円を超えているのはよく耳にする話ですが、トルコの預金を日本円に直すと約48兆円。
では、他の国ではどのくらいなんでしょうか。ちょっと箇条書きにします。
(1ドル=100円で)
- 米国 1200兆円
- 日本 970兆円
- ドイツ 563兆円
- 中国 249兆円
- インド 170兆円
- 韓国 153兆円
- ロシア 89兆円
- ブラジル 72兆円
- 南アフリカ 28兆円
- フィリピン 22兆円
と、こんな並びになってます。こう見ると、トルコの48兆円って悪くないんでは?と思えてきます。少なくとも南アフリカより現金貯めてますし。
経済の伸びしろを考えても、東南アジア諸国や東欧、北欧諸国を追い抜くことは確実で、中東で一大経済圏を確立できるポテンシャルを秘めています。
スワップ複利運用1040日目 口座状況
確定申告の時期になると毎年思います。
スワップ投資って楽です。くりっく365の口座では決済するまでスワップに課税されないので、税金のこと考えなくていいですから。
毎年20%引かれてしまったら、リターンの大半持ってかれてしまうんで。
その意味でも口座選びは肝心です。
では、スワップ運用1040日目の口座状況です。
相変わらず含み損が大きい状態です。
これじゃ現金をそのまま持ってるのと変わらない、と考えたくもなります。
ただ、9割が退場すると言われる相場で、レバレッジをかけてポジションを取り、
早めの損切りが必須条件とされる中で、数年ホールドしている割に、
負けてません。
スワップ運用を始めてから現時点まで、1円も負けてないんです。
もちろん、その前は散々負けましたが(笑)
相場経験者の方なら、負けないだけでもけっこうすごいことだとわかるはずです。
この運用を続けた意味がわかるのは相当先になりそうですが、楽しみではあります。
株が為替より激しく動くとは。理由を考えてみた。
まず為替の乱高下があって、遅れて株がまったりと動き出す。これがここ10年ぐらいの傾向だったと思います。
それがこの2月は、株だけが突然乱高下を繰り返し、為替はつられてんだかなんだかわからない動き。スワップ派としてはありがたいことですが、なんとなく不安になるのも事実なので、やっぱり理由を知りたくなります。
相場で起こったことの理由は、ほぼ後付けだと考えるほうですが、まず世の中で言われているのが1つ。
VIX狩り。ただ単にVIX関連の商品にポジションが積みあがっていたから、それを狩りにいったのだ、という説。
確かにこれであれば、s&p500が変動すれば、為替がいくらも動かなくたっていいわけですから、為替が動かない理由と考えられます。
さらに株価だけ動けばいいということは、市場は市場全体に対して不安なのではないということも見てとれます。
国家の財政、地政学的リスク、銀行の債務、今現在、その辺のリスクは許容範囲だと。
そういうことな気がしてきました。だから為替は動かないんだと。
結局株は、高値で急落し、乱高下しているわけですから、2番天井の可能性はあるにしても、わかりやすく天井を打ったんじゃないですかね。
次の高値でちゃんと逃げろよって合図なんじゃないかなぁ。
まぁ、株持ってないんでわかりません。つまんない。
それでは、このへんで失礼つかまつります。今晩クロス円暴落したらごめんなさい。
VIX100%上昇の祭りなのに・・・
高金利通貨全然動きません。ほぼドル円と連動してるだけ。
ほんとにスワップ投資って人気ないんだなぁ。上がらないものは下がらない。
今のところそう考えておけばいいんでしょうか。
そんなことより、VIXインバース(2049)が(持ってはいません)
1日で96%減価して強制決済、償還という衝撃の事態になりました!
昔1552を少し買っていたこともあって、スワップ運用しかやらなくなってもついつい見たくなるVIX関連ですが、いや~やっぱり破壊力が違いますね。
今はちまちまスワップを貯めて満足してますけど、余裕が出来たらもう1回手を出したい銘柄です。(オプションなんて怖くてできないので)
ただ、親が負けないようにできてるんですよね。(今回で言えば野村)損失は確実に客に転嫁する・・・ そこはほんとに気に入らない。
1度は「これぞ相場」っていう勝ち方もしてみたい。
ダウ10年ぶり665ドル安! 為替への影響は?
「米国長期金利が上昇したことで、株式が割高になり売られた」というのはどういうことかというと、債権の利回りが配当の利回りに近づいたことで、株式のリスクが一時的に高くなったので手放した、という説明だと思われます。
先週金曜日のダウのチャートを見てみると、寄付きから右肩下がりの形になっていて、パニック売りという感じではなく、淡々と持ち株を減らしたという状況だと思います。
高値から1000ドル以上下げてはいますが、「天井の翌日が底ではない」という言葉があるように、下げ相場が始まったのではなく、レンジに移行すると考えるほうが無難です。
高金利通貨への影響はどうでしょうか。
金利が上がってドルが買われることで、ここしばらく続いていたドル安トレンドが一服する可能性があります。先日の記事で、「ドルリラがレンジであればこの辺で跳ね返されるかも」と書きましたが、実際に反転上昇しています。
といっても、対高金利通貨においては、ドル安の影響もほとんどないのが現状ですから、(ランドには少し買いが入っていたもよう)ここからドル高に向かったところで、処分するほども売り物がないのではないか、という寂しい予想もできてしまいます。
ここまでドル安によって上がってきたユーロ、ポンドは一時的に停滞するかもしれませんが、大きなドル安のトレンドはまだ終わらないはずです。
自分はスワップ運用しかしていないので、やることは変わらないわけですが・・・。
まぁ、以前よりは不透明感が増したので、買い増しのタイミングを遅らせるぐらいはやるかも知れません。何があっても対応できるように、という感じです。
個人的には、米の利上げ局面が終わるまで、ドル安トレンドは終わらないと見ています。最終的な判断はご自身でお願いします。
ランド・リラ・ペソスワップ運用1030日目 +7716円
相場は相変わらず凪が続いていますね。ドル安ということで高金利通貨もほんの少しだけ恩恵にあずかっているようです。
ドルリラのチャートを見てみると、過去三回跳ね返されている水準にきています。
ここでまた跳ね返されたとしてもレンジはかなり狭いので、しばらくは穏やかな相場が期待できます。
仮想通貨から引き上げられた資金がこっちに回ってこないかな~と期待していますが、まぁ、そういう流れがはっきりするとしても、数ヶ月は先になるんでしょう。
ここでレンジブレイク(下方に)でもあれば、資金が入ってくる可能性もありますよね。