エルドアンは引き続きユーロと距離を置いている
エルドアンが強気に出るのも理由がある?
エルドアン大統領は会見で、「EUはトルコの”なくてはならないもの”ではない」と発言したと伝えられた。
参考:エルドアン大統領、エセンボア空港で会見(TRT)
ドイツがインジルリク基地からの撤収を希望していることに関しても、
「去っていくなら、さようなら、と言うまでのことだ。」とのこと。
ずいぶんこじれているようです。
国力は通貨にあらわれる、ということで、ユーロリラの週足チャートを見てみました。
(investing.comより引用)
これを見る限り・・・マーケットはトルコよりユーロを信頼しているようです。当たり前か。
ただ、トルコでエルドアンに権力が集中してから、トルコでのテロが止まっているのも確かです。
国を1つにまとめるという意味では、ヨーロッパにすり寄っても特にメリットは無いんでしょうね。
金融の力でグイグイ来られるのが気に入らないんでしょう、エル氏は。
強いリーダーシップは国民の受けもいいようですし、金融に頼らず、産業を促進するのも、
トルコが独り立ちするために必要なんでしょう。
欧米から強引に仕掛けられて、デフォルト騒ぎなんてことにならないように、
上手くバランスをとってもらいたいです。
というか、もうそんな仕掛けなんてできないぐらい、トルコの国力は高いんでしょうか。
詳しい方いたら教えてください!