口座資金が50万円の場合 - 淡々と続ける
前回記事のやり方で取引を進めたとすると、口座資金が50万になったとき、
ポジションはリラ5枚保有、1日のスワップは480円ほどに育っていると思います。
スワップのみを出金できるわけではないので、間接的ではありますが、
日々のお昼代(少し足りないか)ぐらいは賄うことができ、金利の力を実感できるころです。
維持率は500%を下回らないようにする
10万円から始めた口座を50万円にするまでに、6ヶ月かかったとします。
平均的な年収の人が40万というお金を作るのには、それぐらいかかると思います。
6ヶ月目の終わりに、その口座には、約48500円の合計スワップが貯まっているはずです。
リラ5枚分の証拠金が、12670円(2017年5月現在)なので、維持率を計算してみます。
含み損がない場合:548500÷(12670×5)×100 = 865.8%
含み損が無ければ、当然リスクもありません。次は含み損がある場合です。
半年間のトルコリラの平均変動率は12%程度らしいので、今のレートが31円なので、
12%逆行すると、マイナス3.7円になります。ただ、今回は、まとめて5枚買ったわけではなく、
時間を分散して買っているので、含み損は減るでしょうから、最大でも3円ぐらいだと想定します。
保有中の5枚の平均建値から3円引かれている場合は、含み損が15万円になります。
含み損15万円の場合:(548500-150000)÷(12670×5)×100 = 629.0%
となり、この場合でも維持率は600%を超えて安全圏と言えます。
次の半年間もこのままのペースで下げる可能性は、高くないと思います。(経験上)
不安であれば、このまま口座をしばらく放置すれば、自然と維持率は回復します。
ナンピンして枚数を増やすのは、下策です。それよりは放置しましょう。
資金50万~300万あたりが最も強制ロスカットされやすいレンジだと思われます。
今はバランスを失わないことに集中して、できるだけ余計なことをしないように運用するといいと思います。
まとめ
500%以上の証拠金維持率を確保して、できるだけ余計なことをしないように過ごせれば完璧です。
建物を作るときと同じように、高く積み上げるためにはしっかりとした基礎が必要だと考えます。