人生100年時代に年金を当てにする!?
リンダ・グラットンさんの「ライフシフト」という本が、
去年から話題になっています。
以前から「長生きリスク」と言われてきた問題で、
退職後の人生が長くなり、生活資金が足りなくなるリスクのことです。
本当に寿命が100歳まであると仮定して、
備えるのにどういった手段があるでしょうか。
既存の年金は当てになる?
まず普通に想像できるのが、年金です。
40年まじめに勤めあげたら、その後の人生は保障して欲しいです。
今の50代にはこういう考えの人も多いでしょう。
ただ、保障されるかどうかは別問題です。
会社が存続するかどうか、国の財政が持つかどうか、
若者が重税に耐え切れず、福祉を削る政党が政権を取るとか、
既存の年金には不確定要素が満載です。
年金だけを当てにしている人ができることと言えば、
じっとテレビの前に座り、政治家の発言に耳を傾け、
自分でも国の行く末を憂えているように錯覚しながら、
頭の中で考えていることは、
”このまま俺が死ぬまで何も変わらないでくれ!”
と祈ることぐらいです。
祈るぐらいならFXで勝負
FXで100年の人生の備えをする、と聞けば誰でも鼻で笑うでしょう。そんなハイリスクなものに人生をかけられるか、と言われると思います。
ではいったい何が、ローリスクなんでしょうか。
生きている限り、何かに賭けているはずです。
みんな自分年金の必要性は感じていると思います。
あとは何に賭けるかを選ぶか、
何にも賭けず、国のせいにして愚痴を言い続けるか。
この2択です。
自分は負け組でも勝ち組でもどっちでもいいと思っています。
でも、祈っているだけの負け犬になるのはごめんです。
スワップ投資はリスクをコントロールできる
FXのリスクが高いと言われるのは、熟練する前に退場してしまうからです。実際は、リスクを管理するために、できることがたくさんあります。
まず、人脈がいりません。当てにしていた人が、予想外の行動を取るリスクがありません。
すべて個人でコントロールできます。
それから、体が動かなくなっても、頭だけ動けば大丈夫です。
病気になっても生きてさえいれば、なんとかなります。
でも体が元気でも、認知症なら無理です。
「通貨」自体に関しては、
株より、社債より、不動産よりリスクが低いと考えています。
スワップトレードのリスクについては、また記事にしたいと思います。