なぜ今、スワップ投資をするのか?
スワップ派は相場の肥やし
スワップ派は常々、「相場の肥やし」と呼ばれています。
値動きの激しい相場で、なぜわざわざポイントを貯めるようなことをするのか。
そのうち大きな津波が来てすべてを失うのであれば、ただの○カだろうと。
確かに2000年代にFXの人気が高まってから、同じようなことが繰り返されてきました。
スワップポイントが高く、キャリートレードの波に乗って相場は大きく上昇し、
最後には貯まったスワップごと吹き飛ばされるというようなパターンです。
こういうことが続けば、スワップ運用そのものがハイリスクで、長期的にはまず生き残れない、と評価されても仕方がない面もあります。
ですがスワップ投資はやり方によっては、堅実な資産運用にもなり得るものです。
他の投資先と比べても特別にリスクが高いとも思えず、よく知れば十分に使えます。
なので今回は、なぜ自分がスワップ投資を選んだのか?について書いてみます。
スワップ投資の優位性はどこにある?
スワップ運用はメンテナンス費用がかからない
現在人気の不動産投資(そろそろ下火かも知れませんが)と比べてみると、建物を維持するのにコストがかかるのに対し、スワップポイントの維持費用は0です。何年たっても劣化することはありません。
金利を受け取る側になれる
不動産投資では銀行から資金調達をした時点で、金利を払う(サヤを取られる)ことが確定します。もちろん、それを上回る利回りを期待してカネを借りるわけですが、諸々の手数料、入居者集めの費用など、まず払うものが多くなりそうです。
一方のスワップ運用では金利を受け取る(サヤを取る)立場になります。言い方を変えれば、相手の顔は見えませんがカネを貸す側に回ったということです。当然、担保はありませんが。手数料は破格のスプレッドのみです。始めに払うものはほとんどありません。
FXはレバレッジで簡単にカネが借りられる
経営者でもない個人が銀行からカネを借りようと思ったらカードローンになってしまうでしょうが、これの金利が5%~15%ぐらいですかね?借りたことがないので実際のところはわかりませんが、大体こんなもんだと予想します。
一方、FXでスワップ運用をしようと思ったら、カネは借り放題です。自己資金の25倍まで無利子で貸してくれます。手数料もなく、信用の確認もなく最初から用意されています。しかも、さらに素晴らしいことに、借りても借りなくてもいいんですよね。
というわけで、FXがなかなか使い勝手の良いものだということがわかっていただけたかと思います。ここからはなぜ大き目のリスクを取るのか、ということについて書いてみます。
なぜレバレッジを使ってリスクを取るのか?
現物だけじゃ間に合わないでしょ
「私、20歳からコツコツと積み立ててきました」なんていう日本人はあんまりいないと予想してこの話をしますが、普通に考えて年数%のリターンじゃ老後に間に合わないでしょ。
現物だけで20%のリターンなんてバフェットでもない限り無理でしょ。
特に俺なんて30半ばまで迷走を重ねてきたわけですから、絶対間に合いません。
レバレッジで20%のリターンを得る
レバレッジを効かせることによって、20年後の数字が大きく変わってきます。
これは元金600万円で毎月の積立が1万円、年利20%で20年運用した場合のグラフです。
1から老後資金を作ろうと思ったら、こういう可能性に賭けてみる必要があるんじゃないかと。そういうわけで、一般的にはハイリスクと言われる運用をすることにしています。
まとめ
というわけで、「相場の肥やし」と呼ばれるスワップ投資にも、
- 維持コストがかからない
- サヤを取る側に回れる
- レバレッジが自由に使える
などのメリットがあることを見てきました。時間を味方につけ、退職するまでに老後資金の心配を無くすために、スワップポイントの複利運用は1つの答えになり得ると考えています。
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