スワップトレードに向いている口座の特徴とは!?くりっく365が意外に使える
スワップトレード用の口座を考えるとき、何を基準にしていますか?
デイトレード用の店頭口座をそのまま使っていませんか?
これからスワップ投資を始めようと検討している方には、
取引所でFXができるくりっく365がおすすめです。
コストの面では店頭FXに劣ることもありますが、その代わりに
長期間にわたるスワップトレード口座に必要なことをいくつか備えています。
一旦始めてしまうと途中で口座を変えることは難しくなりますから、
最初から決めておくといいと思います。
ランド・リラ・ペソのスプレッドが狭い
スワップ投資の候補になる高金利通貨は、市場での取引量が少ないマイナー通貨で、
店頭FXではかなりスプレッドが開いています。
くりっく365ではドル円、ユーロ円、ユーロドルのスプレッドが2~3銭ぐらいあり、
短期トレードでは全く使い物になりません。
でもその代わり、ランド・リラのスプレッドは店頭業者より狭く提供されています。
2017年6月現在、スプレッドはこのようになっています。
リラ円は3銭、ランド円は1銭(10万通貨単位なので10銭と考えればいい)です。
他のメジャー通貨と比べてみても、ほぼ同じスプレッドで取引できるわけです。
この程度のスプレッドなら、数日分のスワップポイントで取り戻すことができます。
なのでくりっく365は短期よりも長期トレードに向いた口座だと言えます。
スワップのみの出金ができない
スワップの出金ができないことはデメリットとして扱われていることが多いですが、
これは長期的に見ればメリットになります。
どういうことかといいますと、スワップだけを引き出せないということは、
毎日のスワップポイントに課税されないということだからです。
もし、毎朝スワップを得るたびに20%も課税されてしまったら、
長期的なリターンは大きく削られてしまいます。
どんなにスワップを貯めても決済するまでは非課税のまま、という口座じゃないと、
複利運用の効果も下がってしまいます。
成功すればするほど税金を払うことになる
確かに、その日のスワップをその日に引き出せるのは、一見有利に感じると思います。
その日に受け取るスワップが少額のうちは、税金も大した額ではないですが、
スワップトレードが進むに連れて、金額が大きくなることは簡単に想像できます。
例えば1日につき1万円のスワップを受け取れるぐらいまで成功したとします。
そうなると1年では365万円×20%=73万円の税金がかかってしまいます。
トレードが上手くいけばいくほど税金を多く払うシステムが完成してしまうわけです。
くりっく365ならスワップは出金できず、証拠金としても使えるので、
こうなる心配がありません。税金のことは気にせずにスワップを貯められます。
有利なレートが提示される
店頭口座では店頭業者がレートを自由に提示できるのに対し、
取引所口座ではマーケットメイクによって顧客に有利なレートが表示されます。
現在は規制が強化されて、悪質な業者は営業できないようですが、
極論を言えば、レートを実際よりも大きく動かして利益を得ることも可能なわけです。
取引所ではそういったことはできません。
スワップ派からすれば、レートをいじってロスカットさせるようなことも
想像できてしまうので、安心できないのです。
万が一、業者が変わるときもポジションが強制決済されない
業者がくりっく365の取り扱いを終了し、他の会社に口座が移管される場合、
ポジションを強制的に決済されると、今までの苦労が台無しになりかねません。
くりっく365の場合は、業者が変わっても原則として建玉も移管されるように
取引所が指導しているようです。
あくまで指導で法的に決まっているわけではないですが、可能性は高いでしょう。
終わりに
ということで今回は、スワップトレードに向いている口座の特徴を書いてきました。
- マイナー通貨のスプレッドが狭い
- スワップのみの出金ができない
- 有利なレートが提示される
- 業者が変わってもポジションが残る可能性がある
くりっく365にはこういった長期投資向きのメリットがあります。
スワップトレードを始めるなら、まず検討してもいい口座だと思います。