スワップが下がっても気にしなくていい!?逆に買い場かも知れない
レートが上がったことで、新興国通貨のスワポが上昇しています。
一時70円台まで下がったものが、2017年5月は96円に。
確かTRYJPNが40円台の頃は、110円ぐらい付いていたんですよね。
将来もらえるスワップを計算するときは大体、今のスワップで単純に計算してしまいますが、数年の間にかなり変動するんですよね。
レートが下がる、政策金利が下がる、と聞くと、
スワップ投資の対象から外れてしまう印象がありますが、
もしかしたら、その判断は早いのかもしれません。
スワップの額より、今までとこれからの国力のゆくえに注目する
よく考えてみると、その国が若く、活気があって、成長が続いていて、
緩やかにインフレが続いていれば、常に金利に上昇圧力がかかった状態だと言えます。
なので地政学的な不安が少なくなって、普段どおりの経済活動ができれば、
金利が下がることは考えにくい。
だから本当は、レートが下がってしばらく経ったあと、
スワップが下がったときが、買いに出る局面なのかもしれません。
かと言ってオーストラリアが買い時かと言ったら、違うと思います。
100円のスワップを当てにしてポジションを取って、実際は40円しかつかない状況。
その割には(スワップのことだけを考えれば)相当高いと感じます。
もはや資源バブルが起こるとも思えないし、国も成熟しているので、
うまみは残ってないんじゃないでしょうか。
もちろん、先進国の安心感を買うのであれば、いい選択だと思います。